
美容外科に約5年間勤務していた経験をもとに、今現在は美容外科で働きたい女性に向けた記事を書いております。

美容外科クリニックの受付スタッフ採用基準【3STEPで解説】
採用基準は大きく3つに分けられます。
採用基準その①:外見編(清潔感・肌がきれい・姿勢がよい)
採用基準として、「美人」や「可愛い人」などその人の顔立ち自体はあまり関係ありません。
その理由については【実際の口コミ】美容外科クリニックの受付は顔採用ってホント?で解説しているので、よければセットでご覧ください。
顔採用以外に美容外科クリニックの採用基準で重要視しているところは、
- 清潔感がある
- 健康的な肌である
- 姿勢や立ち振る舞いがよい
このようなところです。
どの業界のどんな職種の人にでもいえることですが、清潔感は最重要ポイントです。
爪がボロボロだったり、髪が傷んでいる・服装がだらしなくストッキングが破れているなど、とても清潔感があるとは言えません。いくらメイクで顔を華やかにしていても、こうした乱れがあると採用基準としてはマイナスです。
次に、健康的な肌であることが必要です。健康的な肌とは、血色がよく、きちんとスキンケアされていて、厚塗りをしていなくてもある程度きれいな肌のことを指します。
隠せる部分はメイクをしてカバーできますが、美容外科クリニックに来る患者様(お客様)は美意識の高い方々ばかりです。スキンケアを怠りメイクでなんとなくカバーしている肌だと患者様(お客様)にも見抜かれてしまいます。
また、患者様(お客様)をお出迎えするときの姿勢やお辞儀をするときの姿勢、部屋に案内するときの立ち姿、座ってカルテなどを入力するときの姿勢は、頭で意識してないとだんだん乱れてきます。
面接では普段の姿勢が無意識に出てしまうことがあるので、立っているときも座っているときも普段から姿勢をよくすることを心掛けましょう。
採用基準その②:内面編(明るい・気配り・共感)
美容外科クリニックの採用基準で内面的な部分を挙げるとすれば、
- 明るい人である
- 気配りができる人である
- 共感することができる人である
このようなところです。
美容外科クリニックには大きな悩みやコンプレックスを抱えている患者様(お客様)も多くいらっしゃるため、スタッフが暗い顔で接客をしていてはいけません。
美容外科クリニックのスタッフは、どんな患者様(お客様)にも明るく丁寧に接客することが大切です。
また、患者様(お客様)の中には塞ぎ込んでいてあまり人と接したくないという方も多くいます。周りをしっかり見ることができ、そのときどきの状況にあわせて患者様(お客様)に気配りができる人であるかも採用基準の大きなポイントです。
同じように、患者様(お客様)の悩みをきちんと聞き入れ、その悩みに共感できる人であるかも採用基準としては必要です。
患者様(お客様)と同じ悩みを持っているから共感できるというわけではなく、自分にない悩みでも真剣に話を聞くことができる人であるか、そしてその悩みに対していっしょに解決してあげることができる人であるかも大事なポイントです。
実はこの、「患者様(お客様)の悩みに共感できる人」という人はそう多くなく、こういった能力がある人は採用基準としてかなりプラスに映ります。
採用基準その③:その他(能力・接客力・チームワーク)
外見や内面の良さだけではなく、たとえば特別な能力や接客力、チームワークを大切にできる人であるかどうかも採用基準として見ています。
美容外科クリニックは、未経験の人や特別なスキル・能力がなくても働くことはできます。
>>参考:【実際の口コミ】美容外科の受付で働いていた経験から感じたこと
しかし、人には必ずなにかしらの才能があります。どんなことでもいいのですが、たとえば、
- 字がきれい
- パソコンが得意
- タイピングが早い
- officeソフトが使える
- 分析能力が優れている
- 自分は影響力を与えられる存在である
- SNSアカウントのフォロワー数が多い
- 今まで接客業をしてきて、つねに人と接してきた
- 電話対応の経験があり、これまで何件もクレーム対応してきた
など、どんな経験でも構いません。
このような経験や能力があれば、採用基準のひとつとして見られます。
そして意外なところは過去の整形の経験です。もしあなた自身が過去にコンプレックスを抱えて整形していたとすれば、その経験はあなたの整形に対する考え方を知れるひとつの採用基準として見ています。
整形反対派の人が美容医療の業界で長く働けるかというと、これはとても難しいでしょう。
「整形したことで人生が明るくなり、自分のように幸せになる人が増えてほしい」という想いやエピソードを持っていれば、採用基準としてはかなり有利になるはずです。
面接までに美容外科クリニックの採用基準をクリアしよう
美容外科クリニックの採用基準となるポイントを抑えたら、面接までのあいだにできることは今から対策しておきましょう!
ヘアケアや肌の手入れで清潔感アップ
美容室に行かなくても自宅でヘアケアを始めてみたり、日々のスキンケアを正しくすることで肌質は改善されます。
一週間ほどで変化が見られることもありますので、面接まで時間がある場合はさっそく取り掛かりましょう。
ヘアケアについてはこちらで紹介しているのでよければご覧ください。
>>参考:【アミノ酸シルク系】モチモチコラーゲンシャンプーを徹底検証
正しいスキンケアについてはこちらでご紹介しています。
>>参考:女医から学ぶ「正しいスキンケアの順番と塗り方」オイルはいつ使う?
普段の生活で、つねに姿勢を正しくするのを意識することも大切ですよ。
コミュニケーションをとる
内面を明るく変えるには、人とコミュニケーションをとるのがいちばん手っ取り早くできる対策です。
外見はより早く変えられますが、内面はそう簡単に変わるものではありません。
しかし、だれかと一緒に過ごすことで、相手の行動を先読みし気配りに目を向けることはできますし、人と話すことで相手の気持ちに共感できる部分はたくさん見えてくると思います。
こうした人とのコミュニケーションによって、徐々に自分の内面を変えることができるので、ぜひ挑戦してみてください。
まとめ:美容外科クリニックの採用基準は働いてからも意識すること
最後に記事のポイントをまとめます。
- 美容外科クリニックのスタッフ採用基準は顔ではなく、それよりも清潔感や姿勢が重要
- 採用基準には、内面的な部分も多く占めている
- 面接までに採用基準をクリアしておくことが大切
- 日々のスキンケアや人とのコミュニケーションで採用基準の対策ができる
- 採用基準のポイントは働いてからもずっと意識することで、人としても成長できる
こんな感じです。
⑤の「採用基準のポイントは働いてからもずっと意識することで、人としても成長できる」というのは、とくに内面的な部分に関してです。
結局は、採用基準のポイントが美容外科クリニックで働くスタッフにいちばん求められていることであり、その上で患者様(お客様)のきれいをお手伝いすることに繋がっています。
入社前からどんな人が採用されやすいのかを知ることで、入社後のギャップについていけなくなるということも少なくなります。
晴れて美容外科クリニックのスタッフとして採用されたら、採用基準であるポイントを抑えながら働くことを頭に入れておきましょう。
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